事業内容が曖昧なときは、会社運営が成り立たない

40歳ぐらいになって起業を考えた人の例でいえば、事業内容が曖昧で会社運営をしたいと思っていてもしていないのです。テナントを借りる、名刺を作る、社名がある、事業内容を2点ほど記載している、など会社らしくなったところまで設立段階がすすんでいます。しかし、肝心の事業内容では仕入れ先がなかったらできないから、運営できていません。取扱商品はこれまで勤めていた前の販売会社で取り扱っていた商品ですが、はたしてそれを新たに立ち上げる会社で取り扱うことができるのでしょうか。しかも大手企業の商品です。

会社運営の構想を練っていても、なかなか踏み切れないのは、やはり肝心な事業内容がちゃんとしていないからではないかと考えることができます。人脈がなくて、ただの会社の従業員がいきなり起業して、人がついてくるかどうかわかりません。そういった業種での、その人の人間性や実績もかなり大きく関わってきそうです。

結局のところ、テナント契約も解約して、立ち上げようとして立ち上げることができなかったということです。

相続でお悩みなら、一から丁寧に対応する【まほろば司法書士事務所】へ