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お菓子が大好きなフランス人。
お菓子屋にもいくつか種類があります。
日本でもよく聞く「パティスリ」や「ショコラティエ」。
それから日本ではあまり馴染みのない「コンフィズリ」。
コンフィズリは砂糖菓子のことで、キャンディ、キャラメル、マシュマロ、ヌガーなど、いわゆる駄菓子を専門にとり扱います。
学生時代、研修でパリを訪れた時、モンマルトルで童話に出てくるお菓子の家のようなコンフィズリを見つけました。
クラシカルなモザイクタイルの床、長い時間が過ぎて、飴色になった木製の棚には、色とりどりのキャンディやマジパンが置かれています。
あまりに美しくハッピーな光景だったので、写真を撮りたい!と思ったのですが、店員に「写真を撮っても良いですか?」と尋ねる勇気がなく、記憶に焼き付けて帰ることに。
数年後、「パリのすみっこ」という本の中で、このお菓子屋さんと再会することができました。
お店の名前は「ア・ラ・メール・ドゥ・ファミーユ」。創業167年の老舗だそうです。プロのカメラマンが撮影した店内写真は記憶の通りで、この「お菓子の家」がまだ彼の地にあることを、とてもうれしく思いました。