自分の代で起業して育てた中小企業や親から引き継いだ中小企業において、近年大きな問題となっているのが事業承継問題です。
経営状況を踏まえて、どうするのがベターなのかを、経営コンサルタントを入れて検討を進めるのが良いでしょう。
自分に子供が居ても、子供に中小企業経営の大変さをさせたくないと言う想いと、せっかく育てた事業を何とか継続できればと言う想いの狭間で気持ちが揺れ動くのです。また、少数でも従業員が居るなら、その従業員と家族の生活を守るためにも継続できればと言う気持ちもあります。
こうした悩みを抱える経営者は、50代後半には事業承継問題について準備を進める事が大切です。
最近では、従業員ごとM&Aで事業を売却するという方法で、この問題を解決しているケースも増えています。中小企業と言えども、何らかの光物を持っていれば、最適な相手企業を探して事業売却するという手もあるのです。そのためにも、コンサルタントのアドバイスを受けつつ、事業承継問題に早めに取り組む必要があると言えます。